底辺会社員の投資備忘録

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【2024年8月】市場の急変動、暴落相場への対応策

市場の急激な変動や暴落時には、パニックに陥らず冷静な対応が重要です。以下に一般的なリスクヘッジの方法をまとめましたので、次回の損失を最小限に抑えられるよう復習しましょう。

暴落への備え

リスク分散を強化する

ポートフォリオを多様化し、株式、債券、金、現金など異なる資産クラスに分散投資することで、一つの市場の急落に対する影響を軽減できます。特に市場の混乱が予想される局面では、守りを固めることが効果的です。

キャッシュポジションを確保する

暴落時には、すぐに資産を現金化することができるキャッシュポジションが重要です。急落した際に安くなった優良な資産を買い戻すための余裕資金を確保しておくことで、暴落後の回復期に有利なポジションを取ることができます。

自動売買設定を見直す

自動で売買を行うストップロス注文やトレーリングストップを設定している場合は、その条件を再確認しましょう。特に暴落時に急激な損失を防ぐため、事前に設定された損失限度額に達したら自動的に売却する設定をしておくことで、過度な損失を避けられます。

損失確定を避ける

一時的な暴落で焦って売却を行うと、損失を確定させてしまうことになります。市場の回復を見越して、一旦はホールドする選択肢を検討しましょう。過去の暴落を振り返っても、多くの場合市場は長期的に回復する傾向があります。

防衛セクターやディフェンシブ銘柄へシフト

暴落時には、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄(医療、生活必需品、公共事業など)や防衛セクターへの資金移動を検討しましょう。これらの銘柄は、景気が悪化しても安定した収益を上げる傾向があるため、リスクを軽減できます。

 

2024年8月初めの日米株価の暴落を例にした対応策

リスク分散の確認

8月の暴落は米国の金利上昇懸念や中国経済の低迷が原因でした。ポートフォリオにリスク分散が効いているか確認し、金や債券などの安定資産を増やすことでショックを和らげることができました。

キャッシュポジションの調整

暴落中に現金を持っていた投資家は、下落した優良株を安く買い付ける好機がありました。次回に備え、現金を確保するのは有効な戦略です。

短期トレンドに惑わされない

市場は過剰反応することがあるため、損失確定を急がず長期視点での投資を維持するのが賢明です。8月の下落後も市場は安定を取り戻しつつあり、持ち続けた投資家が利益を得られる可能性が高いです。

ディフェンシブ銘柄の強化

暴落時には生活必需品や医療関連などのディフェンシブ銘柄が安定していたため、これらに資金を移しておくことが損失を防ぐ有効な手段でした。

総括

暴落時には冷静さが鍵となり、事前の準備が大きな差を生む要因となります。リスク分散やキャッシュポジションの確保、自動売買の調整などの対策を講じることで、長期的に資産を守り、回復時の機会を逃さないことが重要です。

今回の暴落で、私は買い増しも売却も行わず静観しました。正直、特定口座保有分の個別株や投資信託は売却するか悩みましたし、現在も二番底に恐怖しています。

私は比較的現金の保有割合が多かったので、何とか耐えきりましたがSNS”X”でも暴落後投稿が途絶えている方が少なくありません。
やはり相場、特に暴落時においては生き残ることが一番難しく、一番重要だと再認識させられる良い経験でした。

昨年の米国利上げに際しては買い向かうことで対応しましたが、今回の暴落の対応は難しかったです...
特定口座の売却と、新NISAの年間買い付け額と余剰資産を考慮した買い付けタイミング、いろいろ考えることが多く、動くことが出来ませんでした。
現在も暴落の最中なのか、一服して転換に向かっているのかわかりません。対応の正解不正解の結果発表はいつになるのやら...
今後も日米の金融政策の進め方、首相、大統領を決める選挙など大きなイベントが続くので年内、来年も相場の変動には目が離せず震えが止まりませんね。

では、震えながら世界情勢を見守りましょう。

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