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投資で役立つ「100の法則」「積立投資の126の法則」「積立投資の190の法則」と複利との違い

投資において、資産の成長を予測するための法則はいくつか存在します。
前記事で紹介した「72の法則」「115の法則」「126の法則」に続いて本記事では、「100の法則」「積立投資の126の法則」「積立投資の190の法則」について詳しく解説し、複利との違いを明確にします。

100の法則とは?


100の法則は、単利で運用する場合に、投資元本が2倍になるまでの年数を簡単に計算するための法則です。単利とは、元本に対してのみ利子がつく方法です。

100の法則の計算方法


計算式は以下の通りです:


 

具体例


例えば、年利5%で単利運用する場合、


つまり、20年で元本が2倍になることがわかります。

実際の計算方法


単利の正確な計算式は次の通りです:

つまり、実際の計算でも20年で元本が2倍になることが確認できます。

複利との違い


複利の場合、利息が元本に追加され、それに対してまた利息がつくため、元本の増加スピードが速くなります。例えば、72の法則では、年利5%で複利運用する場合、約14.4年で元本が2倍になります。単利よりも複利のほうが、元本が早く増えることがわかります。

積立投資の126の法則とは?


積立投資の126の法則は、定期的に一定額を積み立てる場合に、投資元本が2倍になるまでの年数を計算するための法則です。

積立投資の126の法則の計算方法


計算式は以下の通りです:

具体例


例えば、年利5%で毎年一定額を積み立てる場合、

つまり、約25年2ヶ月で積立元本が2倍になることがわかります。

実際の計算方法

つまり、実際には約24.9年で積立元本が2倍になります。簡易計算の25.2年とほとんど差がないことがわかります。

積立投資の190の法則とは?


積立投資の190の法則は、定期的に一定額を積み立てる場合に、投資元本が3倍になるまでの年数を計算するための法則です。

積立投資の190の法則の計算方法


計算式は以下の通りです:

具体例

 


つまり、約38年で積立元本が3倍になることがわかります。

実際の計算方法


積立投資の正確な計算式は次の通りです:


つまり、実際には約37.7年で積立元本が3倍になります。簡易計算の38年とほとんど差がないことがわかります。

まとめ


投資における様々な法則を理解することで、資産の成長を予測しやすくなります。「100の法則」「積立投資の126の法則」「積立投資の190の法則」は、それぞれ単利や積立投資の視点から資産の増加を予測するための有用なツールです。
前回紹介した各法則は複利を用いており、投資信託ガチホスタイルの管理人はこちらを使うことが多いです。
簡易計算と実際の計算を比較しても差が小さいため、これらの法則を覚えておき、目的に応じた運用方法を選ぶことで、より効果的な投資を行っていきましょう。

では、本日はここまで

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