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投資で役立つ「72の法則」「115の法則」「126の法則」について解説

投資を行う際に、資産の成長を予測するための便利な法則として「72の法則」「115の法則」「126の法則」があります。これらの法則は、複利効果を簡単に計算するための目安として使われます。本記事では、それぞれの法則について詳しく解説し、具体的な計算方法も示します。

72の法則とは?


72の法則は、投資元本が2倍になるまでの年数を簡単に計算するための方法です。この法則を使うと、利率がわかれば投資が何年で倍になるかを知ることができます。

72の法則の計算方法


計算式は非常にシンプルです:
年数

具体例


例えば、年利6%で運用する場合、

つまり、12年で元本が2倍になることがわかります。

実際の計算方法


複利計算の正確な式は次の通りです:

つまり、実際には約11.9年で元本が2倍になります。簡易計算の12年とほとんど差がないことがわかります。

115の法則とは?


115の法則は、投資元本が3倍になるまでの年数を計算するための法則です。こちらも利率がわかれば、投資が何年で3倍になるかを知ることができます。

115の法則の計算方法


計算式は以下の通りです:

 

具体例


例えば、年利7%で運用する場合、

つまり、約16年と5ヶ月で元本が3倍になることがわかります。

実際の計算方法

複利計算の正確な式は次の通りです:


つまり、実際には約16.2年で元本が3倍になります。簡易計算の16.43年とほとんど差がないことがわかります。

126の法則とは?


126の法則は、投資元本が4倍になるまでの年数を計算するための法則です。これも他の法則と同様に利率から計算できます。

126の法則の計算方法


計算式は次の通りです:

具体例


例えば、年利8%で運用する場合、

つまり、約15年と9ヶ月で元本が4倍になることがわかります。

実際の計算方法

複利計算の正確な式は次の通りです:

つまり、実際には約15.6年で元本が4倍になります。簡易計算の15.75年とほとんど差がないことがわかります。

各法則の活用方法


これらの法則は、長期投資を考える際に非常に便利です。例えば、年利5%で運用している場合、72の法則を使えば約14.4年で元本が2倍になることがわかります。115の法則を使えば約23年で元本が3倍になり、126の法則を使えば約25.2年で元本が4倍になります。

投資戦略の一例


例えば、子供の教育資金を20年後に備える場合、どの程度の利率で投資を行えば目標額に到達するかを逆算することもできます。年利4%で運用する場合、72の法則を使えば18年で元本が2倍になるので、早めにスタートすることが重要です。

結論


「72の法則」「115の法則」「126の法則」は、複利効果を簡単に計算するための覚えやすく便利なツールです。

「126の法則」には積立投資版もあるそうですが、今回は分かりやすく複利効果の法則で統一性を持たせました。

機会があれば、別記事か番外編として追記しようと思っています。
追記↓

boyasawa.hatenablog.jp

これらの法則を活用することで、投資計画を立てる際の参考にすることができます。

実際の計算と比較しても大きな差はないため、簡易的な目安として非常に有用です。特に長期投資を考えている方には、これらの法則を理解し、実践すると計画性、モチベーションのアップの面でも効果があるのでは無いでしょうか

 

では、本日はここまで

 

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