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【BYBIT】出金手続きのポイント:海外取引所から国内取引所へのトラベルルール【トラベルルール】

海外取引所BYBITから国内取引所への送金に関して、私自身が”トラベルルール”の返答内容に困ったため、覚書として、また同様に困った方のために"トラベルルール"にフォーカスして記事にしておこうと思います。

今回は実際に私が行ったDOGE walkからの出金手続きを例として簡単に解説していきます。

↓ DOGE walkからの出金に関する記事はこちら

boyasawa.hatenablog.jp



※BYBITは海外取引所であり法規制が日本と違っていたりとリスクもあるので開設、ご利用は自己責任でお願いします。

BYBITの送金に関しては多くの方がまとめられているので補足的な要素は絡めつつ、基本的なところは省略し簡単にまとめていきます。
まずはトラベルルールについておさらいしておきましょう。

トラベルルールとは

「トラベルルール」(Travel Rule)とは、暗号資産(仮想通貨)の送金を行う際に、送金の依頼者と受取人の詳細情報を、受取人側の取引所に通知しなければならないという規則です。このルールは、マネーロンダリングやテロ資金供与を防ぐために導入されました。

具体的には、送金人と受取人の名前、顧客識別番号、ブロックチェーンアドレスなどの情報を通知する必要があります。これにより、不正な資金移動を追跡しやすくすることが目的です。

凄く簡単に言うと「トラベルルール」は、仮想通貨の送金時に送金者と受取人の情報を交換するルールです。これにより、不正な取引を防ぎます。簡単に言うと、仮想通貨の「身元確認」みたいなものです!

次から実際に私が行った仮想通貨の送金の流れを見ていきましょう。

BYBITからの送金の流れ

BYBIT内の通貨の確認

今回の例ではDOGEを国内取引所であるBit Flyerに送金します。
DOGE walkからDOGEがBYBITに確かに入金されています。

仮想通貨の変換

DOGEはBit Flyer内での仮想通貨の入金機能の取り扱いがないので送金手数料の安いXLM(ステラルーメン)を中継します。
私は処理が簡単な”変換”機能を使用していますが、BYIBIT内で売買取引を行って変換しても良いと思います。指値等を利用して上手に取引すればより良いレートでの変換が可能だと思います。
以下の画像の”変換”をタップすれば変換機能が利用できます。

↑ BYBIT スマホアプリ内”資産タブ”

↑ 変換機能レイアウト

操作は直感的にわかりやすいので細かな解説は省略します。
返還後の画面はこちら ↓

仮想通貨の送金

先ほどのBYBITスマホアプリ内の”資産”タブから”出金”をタップすると以下の画像の画面が表示されます。
アドレスやネットワーク、必要に応じてメモ等を受け取り側のウォレットを参照して入力してください。
※ここの入力を間違えてしまうと送金が正しく行われません。重々注意してください。

↑ 出金画面

この画面の後メールアドレスを利用した認証とGOOGLE認証もしくはSMS認証を求められます。BYBITに登録した際に設定した方法で二段階認証を行ってください。

↑ 送金後のXLM残高

”トラベルルール”の処理

BYBITで送金処理が正常に終了すると国内取引所、今回はBit Flyerからトラベルルールについての案内がメール等で届きます。

↑ Bot Flyerからのメール内容

ここからが今回の本題ですね。
私が上記のメールに対する返答として送ったのが以下の内容です。

・送付元ウォレットについて、いずれかを選択
海外取引所、国内取引所、プライベートウォレット
→海外取引所

・送付元の国名
→シンガポール

・送付元送金人名
→BYBIT

・送付元送金人住所
→ドバイ

・送付元送金人との関係
→サービス提供者と利用者

・送付目的について
→個人利用

自分でやっておいてなんですが、送付元送金人住所の項目、ドバイでいいんですね(笑)
だめなら問い合わせようと思っていたのですが、できて驚きました。
正しく認証されると受け取りウォレット(Bit Flyer)から送金が反映された旨の連絡が来ます。これでトラベルルールの対応は完了です。

↑ Bit Flyerでの受け取り後の残高

総括

今回はBYBITからBit Flyerへの送金に伴う”トラベルルール”の処理についてまとめました。
この後、Bit Flyer内に送金したXLMをBTCに変換する手続きを行ったのですが、そこは割愛します。
海外取引所は国内取引所にない取引方法があったりとメリットもありますが情報が少ないのが難点ですね。大きな海外取引ですと日本語でのサポートもあるので安心感はありますが、サポートを利用する前の皆様が可能な限り自力で対応できるように記事として残しました。

では、本日はここまで

その他、仮想通貨に関する記事はこちら

boyasawa.hatenablog.jp